アラフォーの私⑩

◇話は尽きることなく◇

限られた時間の中で、彼の近況を知ることができた。彼はバツイチだった。7年前に別れた奥さんとの間には子供が無く、『気楽な独り身』だと彼は言った。その一言が私の頭に、心に、残ってしまった。30年後の再会で、中学時代お互いに好きだったことを自然と確認し、自然と二人で会う約束をし、ケータイ番号を教えあった。二人で会うのに子供達のいない時間帯というと限られてくる。彼の職場近くでランチをすることにした。夫に対する後ろめたさはあったが、罪悪感を感じる必要は無いと思った。昔好きだった人に会って、少しの時間、ランチしながら話をするだけなのだから。

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