友人の彼⑥

「自宅の場所を調べてみたら?探偵を雇うとか・・・」長い沈黙を破って、提案してみると、「探偵!?まさかそんなこと・・・そこまでしなくても」とためらう彼女に「でも自宅の場所しりたいでしょ?はっきりさせたいでしょ?」と迫った。彼女は少し考えて「ねぇ~お願い、あなたが彼の後をつけて、自宅を突き止めてくれない?探偵とかってこわいじゃない?ね、お願い!!」と手を合わせて拝むようなしぐさをした。「え~私が?探偵って今じゃ届出とかしなきゃいけないし、秘密厳守だし、怖いとかって、テレビの見すぎだよ。ちゃんとしたところにお願いすれば、大丈夫だって」

それに、尾行なんてそんな簡単にできるわけないじゃん!