二股の彼 ①

突然、友人から呼び出された。「今から出てこれる?」「いいよ」と返事をして友人Aの部屋へ向かった。Aは一人暮らしをしている。Aの部屋に着くと、Kも来ていて「突然呼びだしてごめんね、話を聞いてほしくて・・・」なんだか怒っているようだ。

Aが話し始めた。

「KとS君が付き合ってるのは知ってるよね?」

「知ってるよ」これは周知の事実だった。

「実はね、私もS君と付き合ってたの」

「えー?」

「そう、二股かけられてた」

思わずKを見たが、Kは落ち着いている。