二股の彼 ④

Aは何かを思い出しているような顔をして、更に話を続けた。

「いつ別れてくれるの?って言っも、はぐらかされるばかりで・・・、そのうちこの人は分かれるつもりがないんじゃないかって、疑い始めたの。私には都合のいいこと言ってるだけじゃないかって。疑いだしたらきり無くて、Kとはどんな話をしてるんだろうって、気になって、携帯を見たの。KとのLINEのやり取りは、普通に付き合ってる、彼女と彼氏って感じで、うまくいってないなんてことは、微塵も感じられなかった・・・」

AはKをちらっと見て「携帯を見るって、ダメな事とはわかってるんだけど、どうしても気になっちゃって・・・」と言い訳のようなことを言った。